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職場でのパワハラが辛い!ハラスメントで悩む歯科衛生士さんへ【対処法】

パワハラが辛い!ハラスメントで悩む歯科衛生士さんへ対処法コラムタイトル

こんにちはDキャリアプラス運営事務局です。
歯科衛生士の退職や転職を考える理由の上位に必ず入ってくる「パワハラ問題」。
パワハラは、退職に繋がるだけでなく、からだ・こころを壊す原因になりかねない深刻な問題です。

今回は、このパワーハラスメントへの対処法をご紹介します。
パワハラで悩んでいる方には、ぜひ読んでほしい内容です。

 

パワハラとは

パワーハラスメントとは

「優越的な関係を拝啓とした言動」で「業務上必要かつ相当な範囲を超えた」ものにより「労働者の就業勧業が害されるもの」を言います。

事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等についての指針(◆令和02年01月15日厚生労働省告示第5号)

噛み砕いてお伝えすると「職場内の力関係(立場)を利用し、嫌がらせ・いじめをすること」です。

パワハラを防止・対策する義務

日本には、パワハラ防止に関する法律があります。(改正労働施策総合推進法)
2020年6月から大企業にのみ適用されていたパワハラ防止義務が、2022年4月からは中小企業にも適用されるようになりました。この法律では正社員のみを対象しているわけではなく、パートや契約社員、派遣労働者も対象に含まれます。
すべての企業に義務付けられているパワハラ防止義務は4項目に分かれています。

①事業主の方針等の明確化及びその周知・啓発

雇用主は、社内のハラスメントに対する考え方・対処法などを明確にして、それを周知・啓発する義務があります。
歯科医院や病院、施設であれば、ハラスメントについてのポスターが貼り出されていたり、社内掲示板のようなものに書き込まれたり、冊子が配布されたりしているはずです。

②窓口の設置

個人院など小規模な歯科医院の場合は、設置義務はありませんが、法人の場合はハラスメントに関しての相談窓口の設置(組織的に対応できる体制作り)が必要です。

③事後の対応は迅速に

相談窓口にきた内容について、法人は迅速な対応が求められます。

④プライバシー保護

ハラスメント行為を告発した従業員の不利益になるような対応はしてはならない。
また、ハラスメントは非常にデリケートな問題ですので、プライバシーに十分な配慮をしなければなりません。

パワハラ対策と相談先

 

①証拠を残しておく

パワハラを受けたと感じたらまず最初に、被害を受けた証拠を残す準備をしておきましょう。証拠があると、第3者(相談窓口や同僚、先輩)に相談をする際に、理解を得やすくなります。
被害が大きい場合、損害賠償請求を行うこともあります。ICレコーダーやメール、動画などがあるのが一番効果的ですが、状況的に録画・録音が難しい場合は、日記に被害の内容をできるだけ詳細に書いておきましょう。
相手・場所・時間とその内容、周囲に見ていた方がいれば、それも記載しておくことで、相談しやすくなります。

②相談する

パワハラを早期に解決するために、先輩や院長、相談窓口があれば窓口へ相談してみましょう。
外部に相談をする前に、まずは身近なところに相談をしておくことをおすすめします。

③外部機関に相談する

パワハラ対策には国も力を入れていて、労働局にある「総合労働相談センター」や厚生労働省の委託を受けた「労働条件相談ホットライン」なども相談先として使うことができます。
この機関はあくまで相談先で、問題解決に直結する機関ではありません。しかし、その後の対応・対策に関してのサポートをしてくれます。

加害者にならないために

今の40代以上の世代が新卒で入職したときは、今よりもハラスメント対策されておらず、パワハラだけでなく、セクハラ、モラハラ、マタハラなどが横行していた時代でもありました。

昔は“当たり前”とされていたような事が、現代ではハラスメント行為、法律違反と認識されています。自分が先輩たちに対してやってきたことを、今の新卒(新人)に求めてしまうと、パワハラ加害者になっているかもしれません。

特に歯科医院のように、閉鎖的な空間で少人数が働いているところは、毎年一定数新卒が入ってくる法人よりも、院内の風土が変わりにくいです。
もしかしたら、これが原因で新人が続かない職場になっているのかもしれません。
職場内での自分の置かれている立場を見つめ直して、ハラスメント行為の加害者にならないようにしていきましょう。

まとめ

ハラスメント行為にはいくつも種類があります。

・パワーハラスメント

・カスタマーハラスメント

・マタニティハラスメント

・セクシャルハラスメント など

今は法令が整備されていて、規制厳しくなっています。被害に遭った場合は、然るべき対応をしていきましょう。

歯科医院は、閉鎖的で院内にいる人員もそれほど多くありません。ハラスメント行為に悩んで、相談しても状況が変わらない可能性もあります。
本来であれば社会的に正しいことではありません。
そんな職場に人生の限られた時間を使うのは勿体ないです。院長や先輩、窓口に相談しても状況が変わらないのであれば「そういう職場なんだな」と、見切っても良いです。
これを無理して、我慢してしまうと心が壊れてしまいます。それが原因で「歯科衛生士になんてならなきゃよかった」や「歯科衛生士の仕事が嫌い」となってしまうかもしれません。

自分なりに精一杯動いてみても、解決の見込みがないと感じたとき、問題解決までの道筋で心身が壊れてしまいそうになったときは、転職を視野に入れてみてください。

転職だけではなく、一度休職してみてもいいです。
落ち着いた時に復職すればいいだけ!自分を追い詰めるような考え方はしないでくださいね!

Dキャリアプラスでは復職を目指す歯科衛生士さんをサポート・応援しています!
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