色々な仕事がある中で、歯科衛生士を選び国家資格を取得したことは、本当に素晴らしいことです。歯科衛生士としての経験年数だけでなく人生経験を積むことは口腔の健康維持を普及啓発する時にとても役に立ちます。
社会の変化により歯科衛生士ができることと実際に行うことや、歯科衛生士の存在意義が大きく変化してきており、お口の役割が維持できることでからだを健康に維持でき、健康寿命を延伸できる可能性があることがわかってきた今、歯科衛生士の存在意義はとても大きなものになってきています。
一度歯科衛生士から離れている時期こそ、歯科衛生士という仕事を客観的にみられるいいチャンスです。ここ数年歯科衛生士の働く場は多様化しています。出来ることから歯科衛生士の資格を生かしてお仕事してみませんか。
Dキャリアプラスでは、歯科医院だけでない様々な働き方のご提案や、単発のお仕事の機会、知識のアップデート研修、就業相談などを行い、新たな働き方を提案しています。
≪歯科衛生士の資格を活かしたお仕事ご紹介≫
1.歯科クリニックで働く
歯科医院での働き方も変化しており、常勤、非常勤だけでなく「スポット勤務」もあります。訪問歯科を行っている歯科医院が増えており、歯科衛生士さんが口腔ケアや摂食嚥下指導等を行っています。知識や技術の不安を解消し安心して復職いただくために、知識と実技のアップデートができる研修や、訪問口腔ケアや摂食嚥下分野の系統立てた認定研修も行っています。
2.介護施設で歯科衛生士として働く
介護施設で歯科衛生士の資格を活かした業務を中心として働く事は難しいというイメージがありました。しかし、就業を希望する歯科衛生士さんに対して「オーダーメイド研修※1」を実施。就職後に相談したいことがあった時にすぐに対応できる「相談窓口」を設けています。介護施設内での必要性や存在意義を理解してくださる施設が増えています。
※1 経験値や個々の知識を反映し、施設の歯科衛生士としての役割を担うための『マインドチェンジ』ができる研修
3.お口の大切さを広く知らせる
健康寿命延伸には、若い時から口腔の大切さや健康維持についてのリテラシーを向上させることが必要です。歯科医院に定期的に通う習慣のない日本人には、様々な手段で口腔の健康維持を啓発する必要があります。
例)介護予防教室、企業検診での歯科相談や研修、オンライン歯科相談、乳幼児・プレママ対象の相談会や歯磨き教室等
4.歯科衛生士を目指す学生への講義や実技実習補助
歯科衛生士学校に通う学生さんに対する講義や実技実習の依頼もあります。自分自身の知識の掘り起こしもでき、歯科衛生士という職業を見つめ直す事もできます。
5.現役の歯科衛生士対象に行う研修講師
訪問歯科、訪問口腔ケア、摂食嚥下、予防処置、オーラルフレイルの予防など、研修内容も幅広くなっています。現場の経験を生かして行う研修はとても説得力があり、人を惹きつけます。 講師という仕事にチャレンジしてみるのはいかがでしょう。
歯科衛生士の能力を活かした仕事として総合的なヘルスケア事業や商品開発に携わる歯科衛生士も増えてきており、自分たちで考え、創造していくことも可能になってきています。歯科衛生士という国家資格には定年がありません。