認定制度

認定制度

「DSアカデミー」について

「DSアカデミー」について
「DSアカデミー」には、「訪問口腔ケアコース」「摂食嚥下コース」があります。
多くの訪問歯科診療の実績から培った「口腔ケアと摂食嚥下」に関わる知識を多くの歯科衛生士と共有し、要介護高齢者の口腔ケアや摂食嚥下の評価訓練を行うことができ、また、多職種種連携が図れる歯科衛生士の育成を目的としています。
それぞれ、初級・中級・上級と別れており3つの講座を修了すると認定試験受験が可能になり、認定資格が与えられます。

2つのコース

訪問口腔ケア
訪問先の要介護者に対して行う口腔ケアについて系統立てて学ぶことができます。
介護保険制度の居宅療養管理指導について、要介護者の心身の特徴と口腔ケア手技の基本から応用まで、そして、終末期や看取り期、また、認知症等の口腔ケア困難者に対して、歯科衛生士は何をし、多職種とどう連携を図るべきか、実際の経験を基に学んでいただくことができます。受講同士で情報交換を行い、多くの事例を知ることができる研修となっています。
摂食嚥下
摂食嚥下は歯科衛生士がかかわる業務です。摂食嚥下の仕組みを理解する事は、多職種やご家族、ご本人に説明し、今何が起きているかを知り、必要な訓練について理解していただくことが大切です。何が問題となっているのかを、問診、嚥下評価の方法から訓練、報告書の作成までを事例を通して系統立てて学ぶことができます。また、適切な食物形態の選択と助言方法や、適切な食事姿勢と食事介助方法について事例を通して習得できます。
訪問口腔ケア
カリキュラム
オンライン/各180分
1. 訪問歯科診療での歯科衛生士の役割
2. 高齢者、障害者との関わり方
3. 要介護者に多い疾患と口腔内の特徴
4. 口腔衛生管理体制加算など
5. 誤嚥性肺炎を予防することの重要性
6. 日常的な口腔ケアと専門的な口腔ケア
1. 口腔ケアが困難になる方
2. 口腔ケア困難者への口腔ケア時の留意点
3. 口腔乾燥の対応
4. 出血の対応
5. 開口保持困難、開口困難者
6. 人工呼吸器等装着者、意識障がい者等の対応
7. 認知症の理解と対応
8. 精神疾患者の理解と対応
1. 歩行介助と移乗の基礎知識
2. 看取り期
3. 看取り期と口腔ケア
4. 咽頭吸引の知識
5. 事例紹介
6. 口腔ケアの記録と多職種連携
7. 地域包括ケア
※上級まで終了後、認定試験あり
初 級
訪問歯科における歯科衛生士の役割や、訪問歯科に携わる心構えはもちろん、訪問歯科診療の実際の現場を想定した知識や実技が習得できます。また、訪問口腔ケアにおいて、理解しておくべき介護保険制度や、その制度の中での口腔衛生管理と居宅療養管理指導として何をすべきかについて理解できる内容となっています。さらに、要介護高齢者の疾患と全身状態や口腔ケアの基本的な知識と技術がみにつきます。
中 級
要介護者においては、口腔ケアが困難になる方がとても多くなります。その原因となる病態や心理状態を踏まえ、どのように対応することが必要かを解説します。
さらに、口腔ケア困難者に対応した口腔ケアの実施方法、病態に応じた口腔ケア時の注意点、開口困難、出血、口腔乾燥、粘膜痂疲他の多応について実例から学ぶことができます。専門的な口腔ケアと日常的な口腔ケアの違いや、歯科衛生士の役割と多職種連携についてご案内します。
上 級
人生100年時代。超高齢社会においては、人生の最期の時をいかに人間らしく、自分らしく迎えるかが大切になってまいります。上級では、終末期、看取り期に起こりうる、全身状態、口腔の変化と対応について学ぶことができます。そして、人生の最期を迎えた後に行う、エンゼルケアについても事例をもとに解説します。総括として認定試験に向けた総復習や事例検討を行い、意見交換を行うことで、事例の幅を広げることができます。
摂食嚥下
カリキュラム
オンライン/各180分
1. 摂食嚥下とは。嚥下の5期
2. 高齢者、障害者、要介護者と摂食嚥下障害
3. 要介護者に多い疾患と摂食嚥下障害の関係
4. 摂食嚥下障害者にみられる症状と原因
5. 適切な食物形態と誤嚥、窒息予防
1. 摂食嚥下評価の実施方法
2. 問診とスクリーニング検査
3. ミールラウンドの実施方法
4. 口腔ケア時に行う評価
5. 評価に紐づく訓練方法
6. 症状と訓練について
7. 適切な食物形態について
1. 姿勢と嚥下障害
2. 食事介助の実施方法:椅子、車いす、ベッド上
3. 姿勢補正の実施方法:椅子、車いす、ベッド上
4. 多職種連携について
※上級まで終了後、認定試験あり
初 級
摂食嚥下分野における歯科衛生士の役割や、摂食嚥下の基礎から評価、訓練などの業務について学びます。まず初級では、摂食嚥下の基礎、高齢者、介護者の摂食嚥下障害、嚥下障害の訓練や対応、適切な食物形態と食事介助について一連の流れを学ぶことができます。摂食嚥下の仕組みが理解できていないと、評価、説明につながりません。基本がしっかり理解できる内容です。
中 級
中級では、実勢に嚥下評価のご依頼があったらどうするか、流れに沿って学ぶことができます。問診表から見える事、摂食嚥下の評価の実施方法、個別に何を見て、どう評価するかまで、実際に行います。また、ミールラウンド時の観察ポイント、嚥下障害の評価から訓練メニューを考え、助言、報告書作成までできるようになります。
嚥下評価後の食物形態の助言や、姿勢に関する助言が行えるよう学ぶことができます。
上 級
上級では、摂食嚥下の評価や訓練、食事指導、食物形態について症例別に再度検証し、必要な訓練がなぜそれなのかを、筋肉の動きを通して学ぶことができます。
摂食嚥下評価から訓練までを系統的に考えることができ、さらに、胃瘻の方、経管栄養の方の摂食機能訓練についても、事例を通して一緒に考えていただきます。
さらに、多職種との連携をどう図っていくか、嚥下の相談にかかわる職種の役割についても考えることができます。

セミナーに参加された方の声

Aさん
嚥下能力についてどう観察すべきか細かく教えていただきました。
沢山の観察すべき点がありしっかり頭に入れおひとりお一人よく観察してみます。
ご利用者様3名の気になる点をお聞きしました所、対応策のご指導がもらえ大変感謝しております。ありがとうございました。
毎回勉強させていただいております。すぐに役立つことが多く、また今までやってきた形であっていたんだと、改めて、考えさせていただけたりと、充実した貴重な時間をいただいております。復習をしっかりしていきたいとおもいます。
Bさん
Cさん
利用者様の歯磨きに対して拒否される方で「イーウー」と言っていただくだけで6週間で口腔内が大分きれいにできるというさすが経験の豊かな講師ならではの幅広いお話を聞ける良い機会でした。
認知症の方への接し方、口腔ケアの必要性など大変勉強になりました。
技術より心のケアが必要という事が再認識できました。ただ、実際に歯周病の治療を行うに際して痛みや苦痛は避けて通れないものではないかとの思いもあります。なるべくご利用者様の苦痛が少しでも軽減できるケア技術を習得したいです。
Dさん