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【第1回】歯科衛生士がSNS担当を任された!まずは各SNSの特性知ろう!

まずは各SNSの特性を知ろうコラムタイトル

こんにちはDキャリアプラス運営事務局です。

最近は歯科医院で、SNS運用を当たり前にやっています。
そして、ほとんどの歯科医院では歯科衛生士が運用担当を任されていると思います。
SNS運用担当を任されたのはいいけど「どうして良いのかわからない」「何を投稿して良いのかわからない」など、担当を任命されてもわからないことばかりで困っていませんか。

今回は、各SNSの特性をご紹介します。特性と傾向を理解してみることから始めましょう!

 

SNSを始めるメリット

現在、日本国内では多くの方が日常的にSNSを利用しています。
ICT総研が実施した「2022年度SNS利用動向に関する調査(出典:https://ictr.co.jp/report/20220517-2.html/)」によると、日本のSNS利用者は8,870万人を超えています。
SNSは気軽に発信することができて、しかも「何を」「どうやって」「何のために」発信をするのかが自分で自由に決められるため、思いつきで投稿したアイデアがきっかけで、認知度が上昇したり、場合によっては“バズる”可能性だってあります。
 
「自院には“映える”要素がない」と思っても、まずは始めてみましょう。
もしかしたら、なんでもない投稿がきっかけで自院に興味を持ってくれて、来院してくれる方がいるかもしれませんし、既に来院したことがある方が、改めて来院してくれるかもしれません。
 

4大SNS媒体の特性と傾向

SNS媒体は数多く存在していますが、歯科医院がSNS運用をする際には、まずどの媒体を利用するべきなのでしょうか。まだオープンしたばかりのSNSにアカウントを開設して、その媒体の成長と共に自分が運用するアカウントも大きくするというのも悪くはありません。しかし、認知度・集患においてすぐに効果を出したい場合は、よりユーザーが多く存在し、規模感が大きいSNS媒体を選ぶほうがよいでしょう。
 

Twitter

Twitterは140文字という文字制限の中で、自由に誰とでも気軽にコミュニケーションがとれるのが、最大の魅力です。匿名でも登録ができ、自分のつぶやきを非公開にすることもできます。
企業アカウント同士がTwitter上でやりとりをしている中で、新規事業、企画が立ち上がることもあるようです。ボタン1つで「いいね!」をつけたり、RT(リツイート)ができるので、自分が投稿した内容への反応がわかりやすく、また反応が良かった投稿は拡散されやすいという特性があります。
 

Twitter基本情報

・国内ユーザー数:4,500万人以上

・年齢層:幅広いが10代~20代が得に多い

・DM:やりとりが基本的に誰とでも可能

・拡散機能:RT(リツイート)

・リンク設置:プロフィール内、投稿内に可能
 

Instagram

2017年の流行語大賞に選ばれた“映え(ばえ)”という言葉を生み出したのが、このInstagramでした。文字数制限は一応あります(2,200文字)が、文字数を気にして投稿する必要はありません。Instagramは画像を重視したSNSなので、綺麗な写真や目を引く画像などが好まれやすいのが特徴です。また、ストーリーズという24時間で投稿が消える機能が良く利用されています。
ビジネスアカウントに切り替えることで、ユーザーの動きを分析したり、どの投稿に反応があったのか確認することができますので、良い結果が出た投稿を参考にして、次の投稿を作ることもできます。
 

Instagram基本情報

・国内ユーザー数:3,300万人以上

・年齢層:20代~40代が中心、男女比4:6

・タグ:投稿にタグ付けが可能:位置情報、他ユーザー

・DM:やり取りは誰とでも可能。(ビジネスアカウントの場合は、更に追加機能あ)

・拡散機能:投稿内容をストーリーズへ引用可能、外部ツールによるリポスト機能あり

・リンク設置:プロフィール内、ストーリーズ内(一部投稿にリンク設置が可能※条件付き)

・投稿よりもストーリーズを利用している方が多い

 

Facebook

他のSNSとは違い、実名での登録必須のため、ビジネスの場で使われることが多いのがFacebookです。文字数制限、画像の枚数制限共に、他のSNSよりも上限値が高く
内容を詰め込みやすいです。ビジネスアカウントも開設することができ、計測項目が多いためユーザーの動きを分析しやすくなっています。
 

Facebook基本情報

・国内ユーザー:2,600万人以上

・年齢層:40代が中心となり、若年層が他のSNS比較して圧倒的に少ない

・タグ:タグ付けが可能:位置情報、他ユーザー

・DM:やりとりは“メッセンジャー”で誰とでも可能

・拡散機能:シェア機能あり(友達の友達まで)

・リンク設置:プロフィール内、投稿内に設置可能(投稿内には複数設置可能です。)

 

LINE

日本の人口の半数以上が利用しているLINE。チャットでの1対1のやりとりが基本となり、他のSNSよりクローズドな発信ができるSNSです。公式アカウント(他媒体でいうビジネスアカウント)の開設ができますが、誰とでもやりとりができるわけではなく、原則ユーザー側から反応があった場合のみ、やり取りをすることができます。
ユーザー全員に向けて、一斉にメッセージを送ることが可能です。
 

LINE基本情報

・国内ユーザー:8,200万人以上

・年齢層:老若男女すべての年齢層の方がまんべんなく利用している

・タグ:位置情報(一部制限あり)

・DM:どのユーザーともやり取りが可能(公式アカウントの場合、制限あり)

・拡散機能:特定の友だちへ転送可能

・リンク設置:メッセージに追加可能、トークルームに設置可能

 

まとめ

今回は、入門編として各SNSの特性と傾向をご紹介しました。
まずは自院の診療メニューがどの年齢層にささるのか考えてみましょう。
例えば、小児専門の歯科医院であれば、親世代が良く見ているであろうInstagramを頑張ってみるだとか、矯正治療を得意としている歯科医院であれば、個別相談が可能なLINEなど
その目的にあったSNSを選んで、かしこく活用しましょう!
 
※この記事を執筆した時点では「X」が「Twitter」だったため「Twitter」としてご紹介しています。
 

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