DSアカデミー  エクスプレス「1日集中コース」摂食嚥下(東京)

セミナー

DSアカデミー
DSアカデミー エクスプレス「1日集中コース」摂食嚥下(東京)

日時
2024年5月3日(金) 10:00~16:00
対象者
歯科衛生士
講師
城 明妙
デンタルサポート(株) Dキャリアプラス 代表 歯科衛生士  日本口腔ケア学会(口腔ケアアンバサダー認定) 認知症サポーター養成講座キャラバンメイト 健康咀嚼指導士 医療マナーファシリテーター キャリアコンサルタント・カウンセラー
会場
デンタルサポート株式会社 丸の内オフィス
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング11階1126
受講料
22,000円
受付期間
4月3日~5月1日
定員
6名

本講座の内容

歯科衛生士限定、本セミナーは東京会場での実地開催です。

摂食嚥下については歯科衛生士が深く関わるべき分野です。歯科衛生士が摂食嚥下の仕組みをしっかりと理解することで、現状や課題、対策について、ご家族やご本人、多職種に説明できるようになります。「問診」「評価の実施方法」「訓練の提案」「報告書の作成」など、事例を用いて解説します。また、適切な食物形態の選択と助言方法、食事姿勢の整え方、食事の介助方法についても習得することができます。
このエクスプレス「1日集中コース」では、「初級」「中級」「上級」3つのカリキュラムを1日で修了し、認定試験受験資格の取得を目指します。
認定試験については別途お知らせいたします。


【受付終了時間】~5月1日(水)17:00とさせていただきます

摂食嚥下の仕組みとしての嚥下の5期や関連する筋肉の役割と嚥下障害による影響
人が生きていく上で欠かせない食事がどのような仕組みで行われ、そこにに支障が出た時にどんなことが起きるかを基礎から学びます。嚥下に必要な筋肉の役割がわかります。
嚥下評価の実施方法と報告書の記載方法
嚥下評価は歯科衛生士の診療補助業務のひとつです。問診から嚥下評価までの流れを把握し、実際に何を観察して評価するのかが具体的にわかり、さらに演習により評価方法の実際やスクリーニング検査などの実施方法を習得できます。
評価後に行う訓練の具体的な内容
評価から見えてきた問題点に対してどのような訓練やアプローチを行うかを学ぶことができます。訓練の中には、間接的なものと直接的なものがあり、姿勢調整や食器具の調整、食物形態の選定等も含まれ、それぞれを具体的に学ぶことができます。
ミールラウンドの実施方法
食事観察(ミールラウンド)の依頼が来たら何をどう観察する必要があるか、そして、助言はどのように行うか、その結果を観察シートを使ってどのように記入するか、そして報告の方法までを具体的に学ぶことができます。
事例検討と多職種連携について
摂食嚥下障害としてよく起こる症状に基づいてどのような評価と訓練が行われ、どのように経過したかを事例を通してご紹介します。また、多職種連携無しには摂食嚥下障害の問題解決はできません。ご利用者様や患者様に関わる職種とそれぞれの業務範囲や持っている知識を理解し、ご自身の専門性をどう活かして連携を図るのかをイメージできるようになります。

こんな方におすすめ

摂食嚥下評価や訓練方法をこれから学ぼうとしている方
摂食嚥下の相談やミールラウンドの依頼をされ、姿勢調整や食物形態の助言が難しいと感じている方
摂食嚥下を系統立てて学び、業務に生かしたいと思っている方
ご用意
いただくもの
【必須】歯ブラシ・飲み物・手鏡・筆記用具
【ご用意できる方】スポンジブラシ・保湿ジェル・聴診器(お持ちでない方は貸し出しいたします)

講師紹介

経歴
歯科医院勤務の後、子育て期間中から市町村保健センターや保健所等において、母親学級、歯みがき教室および歯科保健相談などを行い、その後、高齢者・要介護者の在宅・施設・病院等での訪問口腔ケアに従事。

現在はその経験を活かし、幅広い世代や企業検診実施場所および多職種に向けた口腔ケアセミナーを行なっている。また、歯科衛生専士養成校においても口腔ケアや摂食・嚥下授業の授業を行い、歯科衛生士を目指す方々の教育にも携わっている。

講師からご挨拶

人間が生きていく上で欠かせないのが食事です。その食事を支えるのは、歯科衛生士であると言っても過言ではないと思います。何を観察したらいいか、まず何をすればいいか、食形態の相談をされたら、どう助言したらいいだろうと迷うことも多いと思いますが、一人で迷わず多くの意見をもらうことこそ、摂食嚥下に関わる多職種との連携になります。それぞれの専門性を活かして知恵を集め合うことができる歯科衛生士を目指しましょう。決して難しくありません。本研修では1日で初級から上級までの内容が習得できます。知識だけでなく実習も対面にて行えることから、嚥下評価と訓練がしっかり結びつく構成となっています。この1日の研修が終了した方は認定試験を受験する資格が得られます。