DSアカデミー「訪問口腔ケアコース 」初級編

セミナー

DSアカデミー
DSアカデミー「訪問口腔ケアコース 」初級編

日時
2024年4月21日(日) 10:00~13:00
対象者
歯科衛生士
講師
城 明妙(しろ あけみ)
デンタルサポート(株) Dキャリアプラス 代表 歯科衛生士 日本口腔ケア学会(口腔ケアアンバサダー認定) 認知症サポーター養成講座キャラバンメイト 健康咀嚼指導士 医療マナーファシリテーター キャリアコンサルタント・カウンセラー
会場
オンライン
受講料
6,000円
受付期間
3月6日~4月20日
定員
30名

本講座の内容

本セミナーは歯科衛生士限定です。

訪問歯科における歯科衛生士の役割や訪問歯科に携わる心構えはもちろん、すべての業務について初級・中級・上級の全3回で系統的に学ぶことができます。

訪問歯科における歯科衛生士の役割、訪問歯科に携わる基本的な心構えやマナーについて、実際の現場を想定した知識や技術の習得が目的です。
訪問口腔ケアにおいて理解が必要な「介護保険制度」や、その制度における「居宅療養管理指導」など、歯科衛生士として何を行うべきかを把握していきます。さらに要介護者の疾患と全身状態、口腔ケアの基本知識と技術を身に付けます。


【受付終了期間】 ~4月19日(金)17:00とさせていただきます


・Zoomによる、オンライン研修です(180分 休憩・質疑応答時間あり)。
・スマートホン、タブレットの方は、事前にZoomアプリのインストールと、サインアップをお願いします。
・PCの方は、インターネットブラウザからも視聴できるので、アプリのダウンロードは必須ではありません。
・参加のためのZoom URLは、予約完了メールに記載されています(前日にリマインダーメールが届きます)。

※修了証は、3つの講座(初級・中級・上級)を受講完了され、認定試験に合格された方にお送りします(認定試験、認定登録料3,000円が必要です)。
訪問歯科診療での歯科衛生士の役割
訪問歯科診療において、歯科衛生士はどのような役割を担っているかを解説します。 特に、介護保険制度の中での歯科医療について理解することが大切です。
高齢者、要介護者、障がい者とのかかわり方、心身や口腔の特徴
高齢者や要介護者、障がい者の心身の特徴と接し方をお話しします。心身や口腔の特徴を理解し、どのような対応や治療などが必要か解説します。
介護保険制度(居宅療養管理指導)について
介護保険制度の居宅療養管理指導を訪問歯科診療では特定施設、居宅等において算定できます。そのしくみや、歯科衛生士の役割と記録の方法について解説します。
誤嚥性肺炎を予防することの重要性
高齢者の死亡原因の上位となっている誤嚥性肺炎の原因は、口腔内細菌と嚥下機能低下です。誤嚥性肺炎は専門的な口腔ケアで減少させることが出来ることが証明されています。
日常的な口腔ケアと専門的な口腔ケア
日常的に行う口腔ケアと歯科医療従事者が関わって行う専門的な口腔ケアとの違いや、その重要性と内容について解説します。口腔ケアの実施方法や手順もご紹介します。

こんな方におすすめ

訪問歯科診療を始めることになった。何をどう準備したらいいかわからない。
訪問歯科での口腔ケアと歯磨きの違いがわからない。何をしたら良いのか知りたい。
訪問歯科で必要な基礎知識や介護保険制度のことがわからない。
ご用意
いただくもの
【必須】歯ブラシ・飲み物・手鏡・筆記用具

【ご用意できる方】スポンジブラシ・保湿ジェル

講師紹介

経歴
歯科医院勤務の後、子育て期間中から市町村保健センター、保健所等において、母親学級、歯みがき教室 及び歯科保健相談などを行い、その後、高齢者、要介護者の在宅、施設、病院等での訪問口腔ケアに従事。
現在はその経験を活かし、幅広い世代や企業検診実施場所および多職種に向けた口腔ケアセミナーを行なっている。また、歯科衛生専士養成校においても口腔ケアや摂食・嚥下授業の授業を行い、歯科衛生士を目指す方々の教育にも携わっている。

講師からご挨拶

訪問歯科診療にとても興味があるという方も、介護保険制度の中での歯科衛生士の役割や業務内容をしっかり理解している方は少ないと思います。
要介護高齢者と接する際にどのようなことに注意する必要があるのか、訪問歯科診療ではどんなことをするのか、誤嚥性肺炎を予防するために歯科衛生士は何を行うべきなのかなど、具体的に学ぶことができます。
口腔ケアの実施方法も、歯科医院にいらっしゃる患者さんに対して行うものとは環境などを含めてとても大きな違いがあるため、外来ではできていても訪問ではうまくいかないこともあります。歯科衛生士が行う口腔ケアとは、どんなことなのか考えてみましょう。