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今、診療報酬改定で大注目!小児の口腔機能について知ろう

小児の口腔機能について知ろう

皆さん、こんにちは。Dキャリアプラス編集部です。
令和6年度診療報酬改定で、「小児口腔管理料」の見直しが行われました。口腔機能に対して関心が高まっている歯科診療所に、お勤めの方も多いのではないでしょうか。

また令和6年3月に、日本歯科医学会から「口腔機能発達不全症に関する基本的な考え方」というステートメントが改定されるなど、学会でも小児の口腔に関して注目が集まっているようです。
今回は、ステートメントをご紹介しながら、小児の口腔機能という観点で「口腔機能発達不全症」について取り上げます。

 

口腔機能発達不全症とは

日本歯科医学会の定義によると、口腔機能発達不全症は、「食べる機能」「話す機能」「その他の機能」が十分に発達していないか、正常に機能獲得ができておらず、明らかな摂食機能障害の原因疾患がなく、口腔機能の定型発達において個人因子あるいは環境因子に専門的関与が必要な状態のことをいいます。
それぞれの機能について以下の点に注目していきます。

 

「食べる機能」

咀嚼機能や嚥下機能、食べ方のことを指します。歯列や咬合、咀嚼回数、食べこぼしや偏食の有無を評価します。

 

「話す機能」

口唇閉鎖不全(いわゆる「お口ぽかん」)の状態になっていないか等の構音機能の評価を行います。

 

「その他の機能」

栄養状態や肥満、口呼吸の有無を評価します。

 

評価・訓練の必要性

口腔機能発達不全所の評価・訓練を行う前には、まず、患者さんや保護者の方にその必要性を理解していただくことも重要です。
口腔機能発達不全症は、自覚症状を伴わないことも多いので、なかなか必要性を伝えるのは難しい面もあるかもしれません。

では、実際には口腔機能発達不全症の評価・訓練を必要としている患者さんはどの程度いるのでしょうか。ここでは、口腔機能発達不全症の一種である「お口ぽかん(口唇閉鎖不全)」についてみてみましょう。

新潟大学の全国の3~12歳の小児約4,000人を対象とした疫学調査によると、約3割の子どもが「お口ぽかん」の状態にあることが分かったそうです。
また、お口ぽかんの状態にある有病者の数は年齢が高くなるごとに多くなっていく傾向があったようです。
お口ぽかんは自然に治っていくことが期待できない面もあるため、早期の段階から、積極的に口腔機能の訓練を実施していくことが重要になってきます。口腔機能発達不全症の評価・訓練を適切に行なっていくことで、口腔機能を向上する支援をしていきましょう。

[出典] 新潟大学「子どもの“お口ぽかん”の有病率を明らかに- 全国疫学調査からみえた現代の新たな疾病 -」2021年2月
お口ぽかんのデータ

評価の方法(離乳完了後の場合)

口腔機能発達不全症の検査として、さまざまな検査が行われますが、口唇閉鎖力検査と舌圧検査に明確な指標があり、重要な検査となっているようです。継続的に口腔機能低下症を管理していく場合には3か月に1回検査を行います。また、顔貌や口腔周囲の写真撮影も行います。

りっぷるくん

 

訓練の方法

口腔機能発達不全症の訓練として、舌全体を上あごに吸い上げ“ポン”と音を出す「ポッピング」などが有名です。
しかし、“ポン”と音を出すと言われてもなかなか実践できなかったり、そもそも自分ができているのか分からないといった場合もあります。
歯科保健指導で患者さんや保護者の方にしっかりと指導ができるように、自分自身も正しい「ポッピング」ができるようにしておきたいですね。

 

まとめ

Dキャリアプラスでは、オンラインでの研修や対面の研修で、実践を交えて口腔機能発達不全症を学んでいただけます。
まず、自分自身が訓練を実践できるようになることで、患者さんや保護者の方にも自信を持って、分かりやすく伝えることができます。
そんな一歩進んだ、信頼される歯科衛生士を一緒に目指しませんか。

 

セミナー案内

「はじめよう!口腔機能発達不全症への取り組み」として、オンラインセミナーを開催します。
改めて「口腔機能発達不全症」について学び、私たち歯科衛生士がやるべきことについて一緒に考えてみましょう。

 
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