DSアカデミー 摂食嚥下 上級編

DSアカデミー 摂食嚥下 上級編

DSアカデミー 摂食嚥下 上級編

2021年◯◯月◯◯日() X:XX~X:XX
城 明妙
デンタルサポート(株)歯科衛生士
オンライン
6,000円(資料つき) (特別価格(条件付き)あり:3,000円)
20名

本講座の内容

歯科衛生士限定です。
摂食嚥下は歯科衛生士がかかわる業務です。摂食嚥下の仕組みを理解する事は、多職種やご家族、ご本人に説明し、今何が起きているかを知り、必要な訓練について理解していただくことが大切です。何が問題となっているのかを、問診、嚥下評価の方法から訓練、報告書の作成までを事例を通して系統立てて学ぶことができます。また、適切な食物形態の選択と助言方法や、適切な食事姿勢と食事介助方法について事例を通して習得できます。

摂食嚥下分野における歯科衛生士の役割や、摂食嚥下の基礎から評価、訓練などの業務について、初級・中級・上級の全3回で、系統的に学べます。
上級では、姿勢と嚥下障害の関係、食事介助の実施方法(椅子、車いす、ベッド上)姿勢補正の実施方法(椅子、車いす、ベッド上)
※オンラインで送信いただく認定試験あり

上級コース内容
1. 姿勢と嚥下障害の関係
2. 食事介助の実施方法(椅子、車いす、ベッド上)
3. 姿勢補正の実施方法(椅子、車いす、ベッド上)
4. 事例検討
5. 多職種連携について
6. 認定試験

各回180分間 (PDF資料を事前送付、休憩、質疑時間有り)
※WEBセミナー受講のご注意 
・zoomによる、オンライン研修です。
・スマートホン、タブレットの方は、事前にzoomアプリのインストールと、サインアップをお願いします。
・PCの方は、アプリのインストールとサインアップをしていただけると助かりますが、それをしていなくても参加はできます。
・2日前に、参加のためのURLをお送りします。(受講料が支払い済みであることが必要です)
※DSヘルスケアグループ所属の方は、受講料をクレジット決済や銀行振込で支払わないでください。
 申込時には、所属先を必ず記載し、当日現地払いを選んでください。
※修了証は、3つの講座(初級、中級、上級)を受講完了し、認定試験に合格された方にお送りします。
姿勢と嚥下障害の関係
食事には姿勢が大きく影響します。姿勢を調整しただけでも飲み込みやすくなることが多いです。基本的な食事姿勢から、姿勢くずれが起きる原因とその影響を解説します
食事介助の実施方法
食事介助の方法は、いかに安全に食べていただけるかが大切です。適切な食具と介助する方の位置や食事介助のスピードなどについても具体的に解説します。
姿勢補正の実施方法
姿勢が崩れてきたらどのように対応することが大切か、また、姿勢の調整で飲み込みやすくできる方法やクッションや専門的な用具がなくても、簡単にできる姿勢補正方法をご案内します。
事例検討
多くの嚥下評価を行ってきた中でよくみられる事例、対応したことから変化した事例、歯科衛生士が関わったことで改善した事例などを基に個々の事例を検討します。
多職種連携について
摂食嚥下に関わる職種とそれぞれの業務範囲や、持っている知識を理解し、自分自身の専門性をいかに生かして連携を図るかが、イメージできる内容です。

こんな方におすすめ

安全な姿勢について学びたい、多くの事例を聞いて対応できるようになりたい、
食事介助の方法を学びたい、多職種との協力体制で困っている方など
長時間座位が保持しにくい方の食事姿勢と食事介助方法を知りたい。
食事介助のコツを知りたい。認知症の方などの対応に困っていることが多いです。
実際の事例について相談したい。食事中に眠ってしまう方、とてもむせてしまう方にはどのような対応がいいのだろう、など具体的に相談したい。
ご用意
いただくもの
飲み物、筆記用具が必要です。

講師紹介

経歴
歯科医院勤務の後、子育て期間中から市町村保健センター、保健所等において、母親学級、歯みがき教室 及び歯科保健相談などを行い、その後、高齢者、要介護者の在宅、施設、病院等での訪問口腔ケアに従事。現在はその経験を生かし、幅広い世代や企業検診実施場所および多職種に向けた口腔ケアセミナーを行っている。また、歯科衛生専士養成校においても口腔ケアや摂食・嚥下授業の授業を行い、歯科衛生士を目指す方々の教育にも携わっている。

講師からご挨拶

訪問歯科診療にとても興味があるという方も、介護保険制度の中での歯科衛生士の役割や、業務内容をしっかり理解している方は少ないと思います。
要介護高齢者と接する際に、どのようなことに注意する必要があるか、訪問歯科診療ではどんなことをするのか、誤嚥性肺炎を予防するために、歯科衛生士は何を行うべきか、など、具体的に学ぶことが出来ます。口腔ケアの実施方法も、歯科医院にいらっしゃる患者さまに対して行うのとは環境など含めてとても大きな違いがあります。外来で行なえていても訪問ではうまくいかないこともあると思います。歯科衛生士が行う口腔ケアとは、どんなことなのか考えてみましょう。