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【開催報告】DSアカデミー エクスプレス「1日集中コース」摂食嚥下(東京)レポート

エクスプレス摂食嚥下開催レポート

こんにちは。Dキャリアプラス運営事務局です。
今回は3月7日に開催いたしました、DSアカデミー エクスプレス「1日集中コース」摂食嚥下(東京)のセミナーの様子をレポートいたします。

開催レポート

紙風船の演習

講師紹介

デンタルサポート株式会社 歯科衛生士
Dキャリアプラス 代表
城 明妙(しろ あけみ)

矯正専門歯科医院勤務の後、子育て期間中から保健センターや保健所等で母親学級・歯みがき教室・歯科保健相談などに携わる。
現在は、口腔管理・介護予防医・口腔ケア・摂食嚥下に関する経験と知識を活かして、歯科衛生士学校の講師、市町村や企業健保の特定保健指導に関するアドバイザー等、専門職の育成、さらに赤ちゃんから高齢者まで幅広く口腔の健康維持に関する啓発活動を行なっている。

エクスプレス「1日集中コース」とは?

2024年3月からスタートしたエクスプレス「1日集中コース」は、対面で行われる少人数制の講座です。

DSアカデミー研修制度の認定コースには「訪問口腔ケア」と「摂食嚥下」2つのコースがあり、それぞれに「初級」「中級」「上級」のカリキュラムが設けられています。
エクスプレス「1日集中コース」では各コース3つのカリキュラムを1日で修了し、認定試験受験資格の取得を目指します。
認定試験は、別途オンラインで行います。

セミナーの様子について

摂食嚥下について学ぶ

摂食嚥下については歯科衛生士が深く関わるべき分野です。歯科衛生士が摂食嚥下の仕組みをしっかりと理解することで、現状や課題、対策について、ご家族やご本人、多職種に説明できるようになります。
「問診」「評価の実施方法」「訓練の提案」「報告書の作成」など、事例を用いて解説しますので、適切な食物形態の選択と助言方法、食事姿勢の整え方、食事の介助方法についても習得することができます。

今回の会場は「東京」

埼玉・東京・千葉から6名の歯科衛生士が参加してくださいました。
まずは自己紹介から、お住まいや現在の職場での主な仕事内容についてなど、みなさんにお話しいただきました。

午前の第一部研修は「摂食嚥下の基礎知識」についての座学。第二部は「摂食嚥下の評価とスクリーニングテスト」の演習。二人一組になって、「反復唾液嚥下テスト(RSST)」や「オーラルディアドコキネシス(ODK)」、聴診器にて咽頭の音を聞く「頸部聴診法」の実践などを行いました。

セミナーの様子ごっくん検査

1時間の休憩を挟んで、午後は「摂食嚥下評価に基づく訓練と食物形態」、「ミールラウンドの実施方法」について座学と演習。
とろみ剤を使用して水にとろみをつけたり、介護食の実食なども行いました。
介護食を食べてみた受講者のみなさんからは「おいしい!」「思っていたよりもしっかりと味がついている」などの感想も。

3つのカリキュラムをギュッとまとめた「1日集中コース」5時間の講座でした、受講者のみなさん本当にお疲れさまでした!

受講者の方からは
「摂食嚥下に対してより理解ができました」
「実際の現場での評価の仕方をもっと学びたい」
「初めて勉強する内容だったけどわかりやすかった」などの感想をいただきました。

 

とろみをつける

 

受講者アンケートより

印象に残った内容やキーワードは何ですか

今回受講された歯科衛生士の方は、外来のみ、外来と訪問、外来とデイサービス、デイサービスのみ、といった職場に勤務されていらっしゃいました。

  • 舌のトレーニングの重要性について
  • 訓練はいろんな種類をした方が利用者さんもあきないということ
  • ミールラウンドのポイントについて
  • 姿勢の改善について
  • 食事など姿勢が大事で改善されると食形態も変わるということ
  • わかりやすく説明していただき、気を付けるべきことなどがわかったように思いました
  • 実際に活用できる内容が多々ありました

 

講師からのメッセージ

受講者のみなさん、お疲れさまでした。今回の講座の特徴は、オンラインとは違い実技演習の時間を多くしていることです。基礎から症例検討を通して、現場で対応するときのヒントとなるように解説していますので、視点を変えて考えることができる方法が身につきます。
そして、なによりも一緒に学ぶ仲間と過ごすことで、歯科衛生士としての視野が広がると思います。今後も対面型講座のDSアカデミー エクスプレス「1日集中コース」を定期的に開催いたしますので、ぜひご受講ください。

集合写真

【次回開催スケジュールについて】
開催1か月前にセミナースケジュールページに掲載いたします。