DSアカデミー 「訪問口腔ケアコース」 上級編

セミナー

DSアカデミー
DSアカデミー 「訪問口腔ケアコース」 上級編

日時
2024年12月1日(日) 10:00~13:00
対象者
歯科衛生士
講師
城 明妙(しろ あけみ)
デンタルサポート(株) Dキャリアプラス 代表 歯科衛生士  日本口腔ケア学会(口腔ケアアンバサダー認定) 認知症サポーター養成講座キャラバンメイト 健康咀嚼指導士 医療マナーファシリテーター キャリアコンサルタント・カウンセラー
会場
オンライン
受講料
6,000円
受付期間
11月1日~11月29日
定員
30名

本講座の内容

歯科衛生士限定です。

訪問先の要介護者に対して行う「口腔ケア」について習得できます。
介護保険制度の居宅療養管理指導についてや、要介護者の心身の特徴と口腔ケア手技の基本から応用、また終末期や看取り期に加えて認知症等の口腔ケア困難者への対応や多職種との連携方法など、事例をもとに考えます。
受講者同士で情報交換を行い、多くの事例を知ることができる研修です。

訪問歯科における歯科衛生士の役割や、訪問歯科に携わる心構えはもちろん、すべての業務について系統的に学べ、事例検討を行いながら実際の現場で活かせる講義となっています。


上級編のテーマは、看取り期の口腔ケア、エンゼルケアについて。多職種から出てくる質問や困りごとをもとに、多職種とどのように連携を図るべきかを考えます。また、事例検討を行いながら実際の現場で活かせる講義となっています。


【受付最終時間】~11月29日(金)17:00

・Zoomによるオンライン研修(180分 休憩・質疑応答時間あり)
・スマートホン、タブレットの方は、事前にZoomアプリのインストールとサインアップをお願いします
・PCの方はインターネットブラウザからも視聴できるので、アプリのダウンロードは必須ではありません
・参加のためのZoom URLは、予約完了メールに記載されています(前日にリマインドメールあり)

※修了証は、3つの講座(初級・中級・上級)を受講完了され、認定試験に合格された方にお送りします(認定試験、認定登録料3000円が必要です)。
看取り期の口腔ケア
看取り期とは?看取り期に必要な口腔ケアについて
看取り期の口腔ケアの留意、吸引方法の概要
看取り期における口腔ケア時の対応の仕方・注意点、吸引方法の概要
エンゼルケアの目的と実施方法(口腔)
歯科衛生士もエンゼルケアを依頼されることがあります。実施方法や留意点について説明します。
口腔ケア困難事例、多職種との連携困難な事例など 
口腔ケアの総まとめとして、困難事例や連携の事例等をもとに、実際にある事例について協議します。
記録の共有方法 口腔ケア推進に向けて
歯科衛生士だけが張り切っても口腔ケアは普及しません。どのようにして口腔ケアを理解していただき、普及させればいいか事例をもとに検証します。

こんな方におすすめ

看取り期の口腔ケアの実施方法を知りたい
多職種とどのように連携を図れば良いか困っている
実際に困っていることを相談し、他の歯科衛生士が実際どのように取り組んでいるか多くの事例を知りたい
ご用意
いただくもの
筆記用具

講師紹介

経歴
歯科医院勤務の後、子育て期間中から市町村保健センター、保健所等において、母親学級、歯みがき教室 及び歯科保健相談などを行い、その後、高齢者、要介護者の在宅、施設、病院等での訪問口腔ケアに従事。

現在はその経験を活かし、幅広い世代や企業検診実施場所および多職種に向けた口腔ケアセミナーを行なっている。また、歯科衛生専士養成校においても口腔ケアや摂食・嚥下授業の授業を行い、歯科衛生士を目指す方々の教育にも携わっている。

講師からご挨拶

人間が生きていく上で欠かせないのが食事です。その食事を支えるのは、歯科衛生士であると言っても過言ではないと思います。何を観察したらいいか、まず何をすればいいか、食形態の相談をされたら、どう助言したらいいだろうと迷うことも多いと思いますが、一人で迷わず多くの意見をもらうことこそ、摂食嚥下に関わる多職種との連携になります。それぞれの専門性を活かして知恵を集め合うことができる歯科衛生士を目指しましょう。決して難しくありません。上級編では事例を基に、実際の対応に活かせる内容構成となっています。